らんちゅう飼育講座
らんちゅうが病気になったらまずなにをすればいい?
らんちゅうは基本的に弱い生き物です。昨日まで元気に泳ぎまわっていたのに、次の日見たら、動きがおかしい、もしくは浮いてしまっている…なんてことが日常茶飯時に起こります。
もちろん一時的なものかもしれませんのですぐに病気を疑うことは早計ですが、ある程度続く場合はなんらかの病気を疑ってもおかしくはないと思います。
そんな時、一体何をすれば良いのかご紹介いたします!
とりあえず塩を入れてみることが一番
病気かも?と感じた時はまず薬ではなく塩を入れてみることをおすすめします。
一般的に水槽の水量に対して、0、3%から0,5%の濃度になるよう塩をいれますが、単純に今の水に塩を加えるだけだと、状態を悪化させることがあります!
ここは一手間加えて、、まず飼育水を綺麗な水に変えてかららんちゅうを泳がせ、少し安定してきたら塩を入れます。
塩を溶かすときは急激な変化を抑える為、溶かしてから入れるのではなく、個体の状態で塩を入れ、じっくり溶けていくようにしております!
三共組では 10リッターの水に対し50gの塩を入れいくことからはじめ、後は状態に合わせて塩分量を調整しています。
その後の展開はどうすればいい?
さて、塩水に入れた後、そのまま放置しても良いのでしょうか?
やはり、ここはらんちゅうの健康状態を見て調整してあげる方が良いですよね!
健康状態が回復すれば良いのですが、 例えば2日ほど様子を見たものの状態は不安定のまま・・・?。
そんなときは魚の体力なども考えたうえで、半分くらいの塩水をすてて、新しい水を足し、その後、同じ濃度でなくとも、少量の塩を投入!といったケースが良い場合もあります。
魚が調子が悪く浮いてしまっているのに塩を多く入れてしまうと逆に良くない場合もありますので、この見極めが非常に大切です。
らんちゅうの塩浴方法についてはこちらのページでもくわしく解説しています。
塩水によって状態が悪化してしまったり改善が見込めない場合は、この時点でお薬を使った方が良いケースがあります。
しかし、いざ薬を!となった際にいったい何を入れたら良いのでしょうか? エラ病?白点病?・・とまず病気の種類が解らなければ薬を選ぶ事が出来ません!
しかも虫による病気なのか?菌による病気なのか?それともウイルス性?と迷路に迷い込んでしまう事も! さらに薬の種類も使用方法も細かい調整が必要になってくるのが正直なところです。
三共組らんちゅうでは、ご購入魚に対してある程度お電話で症状などお聞かせいただければ私達でお応えできる範囲の事はできるだけご対応させていただくことが可能です。
購入から少々お時間が経っていてもかまいません。らんちゅうが病気になったら まずなにをすればいい?と困ったときには、質問コーナーのページをご覧頂くか、三共組にご相談ください!